TIG溶接をはじめたきっかけ
今回は、ASAHIの溶接機を購入してくださったお客様のお話を記事にしたいと伝えたら体験談をまとめてくれました。ぜひ、参考にしてみてください。

〜「もっときれいに作りたい」と思った日から始まった、Oさんの100V TIG溶接の話〜
もともと物作りが好きで趣味で棚を作ったり、木材を組んだりしていました。
接着させて乾かして、ネジ打って、週末の楽しみでした。
でも、使っているうちに破損したりしてし
「もう少し丈夫だったら…」
「この部分が金属で作れたらなぁ…」
ボルト止めや金具で工夫しても、どこか限界がある。
そんな時、ふと頭に浮かんだのが溶接だった。
溶接ができたら、DIYの幅が一気に広がる気がしました。
最初に知ったのは、初心者向けと言われるMIG溶接

調べていくと、DIY向けとしてよく出てくるのがMIG溶接。
「簡単」「ノンガス」「初心者向け」
最初は溶接用語が分からず、難しそうだなぁ。
溶接はプロしか出来ないものなのかなぁ。
と思っていたが溶接関連の記事を読んだり、YouTubeで動画を見ていたら思っていたよりもハードルは低そうに感じ試しに半自動溶接機を購入。
最初はうまく溶接は出来ず、動画を見て練習しました。
徐々に形になってきて、金属同士も、ちゃんとくっつき実際に溶接出来るようになりました。
嬉しい反面、完成品を見て感じた違和感がありました。
- 溶接の後がゴツゴツしている
- 溶接した周りにも飛び散っている痕跡がある。毎回の後処理がめんどくさい
- 素人が作った感がある
「使えるけど…正直、仕上がりが惜しい」
そう思い始めた頃、YouTubeで見かけたのがTIG溶接だった。
静かで、きれいで、「あ、これだ」と思った。
TIG溶接の動画は、MIGとはまったく違った。
- 火花が少ない
- アークが安定している
- ビードがなめらか
「同じ溶接なのに、完成度が全然違う」
「これなら、人に見せられる」
ただ同時に、こうも思った。
- 難しそう
- プロ向けじゃない?
- 家庭用でできるの?
そこで目に入ってきたのが、
「100v tig 溶接機」というキーワードだった。

100V TIG溶接機を調べて分かった“現実”
調べれば調べるほど、甘い話ばかりではなかった。
- 100Vでは出力に限界がある
- 本体だけではすぐ使えない
- ガス、トーチ、周辺機器が必要
正直、少し不安になった。
「やっぱりDIYには無理かな…」
でも、情報を整理していくと、
大事なのは“万能かどうか”ではないと分かってきた。
DIY用途なら、100V TIGがちょうどいい理由
DIYで作りたいものを思い返すと、
厚い鉄骨構造物!
長時間の連続溶接!工場レベルの作業!
…ではない。
むしろ、その逆
- 薄板
- 小物
- 見た目重視のパーツ
こうした作業が中心だ。
「全部できなくていい。自分が作りたいものが、きれいに作れればいい」
そう考えると、
100V TIG溶接機は現実的なものに見えてきた。
技術よりも「失敗しない条件」を揃えることにした
TIG溶接を始めるにあたって、最初に意識したのは「うまくやること」ではなかった。
- 材料をしっかり固定する
- 風を遮る
- タングステン先端を整える
- 無理な板厚を狙わない
すると不思議なことに、最初の溶接でもこう感じた。
「あれ?思ったよりコントロールできる」
完璧ではない。
でも、失敗の理由が分かる。
これはMIG溶接の時にはなかった感覚だった。

TIG溶接は「ゆっくり向き合うDIY」に向いている
TIG溶接は、スピード重視ではない。
大事なのはトーチ角度・距離・手の動き!
ひとつひとつを意識する必要がある。
でもその分、
「自分が作っている」という実感が強い。
「今日はここまで」
「次は、もっときれいに」
そんなふうに、
DIYそのものが“作品づくり”に近づいていった。
完成品を見たときの満足感が違う
TIG溶接で作ったものを眺めて、
初めてこう思えた。
「これは“自作”って言っていいな」
見た目がきれいだと、
使うたびに気分がいい。
どれも愛着がわき
作ってよかった。と素直に思える。
あの時、ガスの用意がめんどくさいなとためらったが、挑戦してよかった!

と嬉しそうにお話してくれました。
今では、ヤフオクやメルカリで小物を作って販売しているそうです。
DIYでTIG溶接に挑戦するかを悩んでいる人はきっと、
- すでにDIY経験がある
- 仕上がりに妥協したくない
- 雑に作るのが嫌でこだわりたい
- オリジナル作品を作り、ゆくゆくは販売したい
などを、考えている人が多いと思います。
正直、TIG溶接は、効率最優先の人向けでありません。
でも、満足感を大切にする人には、これ以上ない選択です。
正直に言うと、TIG溶接は「誰にでも簡単」「とにかく楽」という溶接方法ではありません。
これまで多くのお客様から、
「100Vでも本当にTIG溶接はできますか?」
「買ったはいいけど、何を揃えればいいか分からなかった」
「ガスが必須とは知らなかった」
「思っていた用途と合わなかった」
といった声を聞いてきました。
その経験から強く感じているのは、
TIG溶接は“向いている人”と“向いていない人”がはっきり分かれるということです。
私たちが100V TIG溶接機をおすすめしたいのは、
この記事に出てきたような、
- DIY経験があり
- 仕上がりの美しさを大切にして
- 自分の作品に納得したい
そんな方です。
逆に言えば、
「とにかく早く付けばいい」
「厚物をガンガン溶接したい」
という方には、正直おすすめしません。
私たちは、
“できないこと”も含めて正直に伝えることが、
結果的に後悔のない買い物につながると考えています。
100V TIG溶接機は万能ではありません。
ですが、DIY用途・家庭環境・作業内容をきちんと理解した上で使えば、
「ちょうどいい相棒」になってくれる溶接機です。
もし、
「自分の作りたいものに合っているか分からない」
「必要なものを一式そろえたい」
「100Vでどこまでできるのか知りたい」
そう感じている場合は、購入前にぜひ一度ご相談ください。
溶接機を“売るため”ではなく、
「失敗しないスタートを切ってもらうため」のご案内をさせていただきます。

DIYでの溶接は、
作業そのものよりも、
完成したあとに「これを自分で作った」と思える時間が何よりの価値です。
その時間が、少しでも満足のいくものになるように。
それが、私たちがお手伝いさせていただきます。